いったいハードディスクの寿命て?どれくらいのものなのでしょうか?
メーカー公表値の平均故障間隔は平均100万時間とある100万時間といえば、単純計算しても 約114年
と、いうことになるが、100年も壊れないなんて夢の様な機械に思えますが、多分、これは殆ど振動もなく、気温、湿度も一定の環境である一定期間測定、一定台数での平均予測値でしょう。
なぜなら100万時間、114年間確実に稼働させて実験したわけでは無いからです。
実際には、電気メーカーが推奨するハードディスクを使用する機器のHDD耐用年数は2年程度のものが多い。
114年も保つモノが耐用年数2年なんてあり得ない、せめて10年とくらいするだろう。
実際に使用してみるとやはり数年と考えた方が良いのであろう。
あるデータ復旧の会社に故障しデータ復旧の依頼のあったハードディスクを調べた統計によると
平均3~4年のものが一番多いという報告もある。
勿論、これは使用される環境、時間も様々、障害を受けたケースも様々なのだが、統計的に3~4年のモノが多いと言うことはハードディスクの実質的な寿命は3年~4年と考えても間違いないであろう。
勿論、それより短命のものも有るのは間違いないし、ウンが良ければ10年以上保つモノもあるでしょうが、データを保存する以上は安全に使える期間を2年程度と思って使わなければいけない。
2年が経過した場合、寿命期に入ったという認識を持って使用しなければならない。 寿命期のディスクはマメにデータのバックアップを取る等の処置を施さなければ故障時、データの復旧に高い代償を払うことになるでしょう。