「ドライブ F: を使うにはフォーマットする必要があります。フォーマットしますか?」「ディスクはフォーマットされていません。今すぐフォーマットしますか?」のエラーメッセージが出ているハードディスクは今、紙一重の状態です。
誤ってフォーマットしてしまえばデータは真っさらの状態に。
だからと言って現時点では、データは見ることが出来ない。
ここで注意して欲しいのが、何とか自力解決してみようというユーザーの『好奇心』。
これが、全ての間違いのはじまりの一歩を踏み出す最大の敵と言って良いでしょう。
取りあえず出来ることから試してみよう・・・と、
1.チェックディスクをかける
2.デフラグをかけてみる
ついついやってしまう、この行為が自爆を招くことがあるので注意が必要です。
何故かというと、「ドライブ F: を使うにはフォーマットする必要があります。フォーマットしますか?」のエラーメッセージが出る原因が
はっきりしないうちにやってしまうと、データの崩壊を招く恐れがあるからです。
そうなってしまったら、データの復旧どころか元も子もありません。
何らかの要因で記録面を破損した、経年劣化でなどで不良セクターがある場合、正常なデータではありません。
これに、チェックディスクをかけたり、デフラグをかけると破損データのまま再構築して行く形となり破損したデータのみならず、正常なデータまでデータが崩壊してしまうことも有るので有用な手段とは言えません。
さらに、何らかの原因でディスクをキズ付けてしまいディスク情報領域などを破損したディスクは電源を投入する度にさらにデータ記録面をキズ付けて行ったり、飛び散った破損粉で記録面をサンドペーパーをかけた様にキズ付けてしまう可能性もあります。 そうなってしまったらデータの復旧はほぼ不可能。 出来たとしても高い代償を支払う羽目に!
要注意!絶対しないで!!
中にはチャレンジャーがおられて、ハードディスクの内部まで分解して見られるチュレンジャーの方がいらっしゃいます。 そこには鏡よりきれいな記録面が・・・
絶対、触れてみたい誘惑にかられ、ついつい指で触ってしまったが最後
記録面は手の脂で指紋がクッキリと入ってしまいます。さらに、それを拭き取ろうとティッシュでキュッキュッ
もー自爆状態です(データの復旧が出来なくなります)。分解だけは止めて下さい。
分解してみて、分かることは一つもありません。アルとすれば、
「ゲ、、やっちもーた・・・」
と、いう後悔の念だけです。
ハードディスク内部は素人では全くわからないし、さらにデータの欠損や崩壊となるとプロでも復旧自体が難しくなるといわれています。
無くなってもいいデータで、取りあえずハードディスクを使用可能な状態にしたいのならフォーマットしてみても良いでしょうが、無くなっては困る大切なデータが入っている場合は自力で解決を試みない方が得策です(データの復旧が出来なくなります)。
この症状はまだ、初期段階のケースが多いので、無くなったら困るデータが入っているならお金はかかりますがデータ復旧会社をご利用されることをオススメいたします。