最近、大容量のハードディスクも安くなり、1TBの外付ハードディスクも安ければ6千~8千円程度で手に入る様になってきて、最大では8TBというハードディスクも市販されています。
安い物では2TBのハードディスクでも8千~1万、3TBで9千~1万2千、4TBで1万5千円前後、6TBでさえ3万円前後で販売されています。 今から10年ほど前40G~80GBが主流だった頃を考えると1TBでさえ25倍も増えています。 6TBではこれの約6倍、70~150倍の容量が個人のパソコンの横に置かれ居てるというから驚きです。
1TBのハードディスクには、新聞の文字データに換算すると約2700年分のデータが入ります。これが6TBだと単純に計算しても1万6200年分が記録できるのです。
それらが、重大な故障を負ってしまったらどうなるでしょう。
たかが、数千円のハードディスクですが中に記録できるデータは膨大です。
それを殆どの人が、バックアップも取らずに使用しているのです。 よく考えれば恐ろしい現実です。
それが、現実となった場合は背中に汗どころか体中から冷汗が噴き出そうです。
1TB~の大容量のハードディスクに入るデータは膨大です。
もし、故障したら、復旧不能な障害を負えば、何年もかけて蓄積したデータは一瞬にして消滅です。
運良く復旧出来たとしても、何十万という高いデータ復旧費を払うことになるでしょう。
2TBで運用するのであれば
2TB × 1台 より ⇒ 1TB × 2台 で
運用しましょう。 4TBであれば
4TB × 1台 より ⇒ 1TB ×4台
の構成で運用の方がデータ的には安全です。
数台のハードディスクがいっぺんに同時に故障する可能性はよほどの事が無いと可能性的に低いです。
もし、1台故障しても1TBのデータの消失で済むことになります。
外付けハードディスクはなるべく大きな容量のものより小容量を複数台で運用するように心がけましょう。 大容量ハードディスク1台での運用は、かなりのデータ消失リスクが高いです。
それでも、大容量のハードディスクを使う場合は、複数台の運用ハードディスクのバックアップ用として使用することをお薦めします。