【 chkdsk チェックディスクとその方法 】
「ドライブ F: を使うにはフォーマットする必要があります。フォーマットしますか?」「ディスクはフォーマットされていません。今すぐフォーマットしますか?」のエラーメッセージが出た場合。チェックディスクでディスクをチェックしてみるのもひとつの方法です。
※Windows98などではスキャンディスクとも呼ばれている。
チェックディスクとは、そもそも何なのか?
チェックディスクとは、Windowsでディスクに問題がないかを検査するツールです。
ハードディスクの物理的なデータを格納しているクラスター単位で問題が無いか検査します。
問題が発見された場合には修復する備えています。
Windowsでは起動時に前回正しくシャットダウンしなかった場合やディスクに致命的エラーが検出された時などに、自動でチェックディスクが起動します。
では、チェックディスクで何がされるのか?
このページは初心者用なのでかみ砕いて言うと、
根本的に物理破損したものを物理的に修復するものではありません。
破損している領域を別な箇所と入れかえる等ファイルシステム処理をするものです。
例えばA領域が破損しているとすると、A領域は壊れているからA領域を読み書きするときはA領域の代わりにB領域を読み書きしなさいと、ハードディスクの管理データに書き込み見かけ上A領域が修復された形をとりディスクが正常に使用可能な状態とみせかけるのである。
(実際はA領域は破損したままです。)
しかし、チェックディスクにも限界があります。
致命的な障害を負っているなど、修正出来ない場合も多々あります。
また、チェックディスクが途中でストップしたり時間がかかりすぎる場合もハードディスクが致命傷を負っている場合があります。 この場合、ほぼ確実に整合性が合わなくなり今まで認識だけは出来ていたハードディスクまで認識出来なくなる場合もありますので注意が必要です。
また、この場合で何とかファイルが見れる、操作出来る場合は可能な限りバックアップをとりましょう。